とくさだえき/2013-05-23

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そろそろヤバぃ感じですねぇ‥10系客車。

営業を辞めてから随分になるし(辞めたのは震災前)、
震災解体ついてに消えるか?と思ったけど、とりあえず、現存しています。

暇な時に昔の常磐線の事を語る掲示板なんかを見てると‥って言うか
気になってハンネ変えて、詳しそうな方(年上なんだろうなぁ)に質問したら
実際10系客車が連結されてて、乗った事がある方から返信もらいました。

どうにも、私が物心がついて1人で電車に乗れる様になった頃(小学生高学年)
記憶も曖昧ではなく「シャキッ」と、した頃な80年代頃には、もう廃車が進み数が少なかったので
乗った記憶が無い臭く‥それより以前には常磐線でも見れた車両らしいです。

どうして戦時や戦前製の客車は残ってたのに、
それより後の戦後10年程経ってからの製造の「10系客車」が残っていなかったか?って言うと

欠陥の露呈

しかし、極度に軽量化に徹しすぎたために短所も生じた。軽量車体に見合わないセッティングの台車ばねによる振動・動揺の大きさはその最たるものである。また断熱・保温が構体内に吹付けられたアスベストのみに依存し、窓も大型であるため、内装に木材を多用し窓も小さい従来型客車と比較して、保温性が悪いことも不評だった。
さらに1970年代以降、薄い鋼板を採用した事による外板の状態の劣化や、寝台車における一段下降窓[9]が災いした車体下部の腐食が急速に進行、老朽化が目立つようになった。国鉄労使紛争により保守環境が悪化したことも、状態の悪化に拍車をかけた。

座席車については、予想以上の老朽化の進行や隙間風などによる乗り心地の不評もあって、1970年代中盤には急行列車運用から撤退し、オロ11形など電気暖房のない車両を中心に廃車が進められた。残された車両は、もっぱら普通列車を中心に使用されたが、客車の根本的近代化を図った50系客車に追われる形となり、1985年3月14日国鉄ダイヤ改正で、全車が営業車としての現役を退いている。

フレームがモノコックなので、車体の痛みの影響がフレームまで及んで
走行振動に耐えられない限界に達したのが早かったそうです。

まぁいづれにせよ‥実際に、この客車が走行してたのを見た記憶はなく
自分の記憶にあるのは、戦前戦時製の旧型客車と呼ばれる車両しかありません。