もはや、この景色も見納めの時が来てる様です…

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別に「海がなくなる」って訳ではないですが、道路から「こんな風にみえる」って事が…です。

理由は津波の災害を受けて市内各地で堤防を高くする工事をしており、
この辺りも工事が始まる臭い臭い感じがプンプン…でした。

岩手や宮城では、あの津波の被害があったにしても付近に住んでて家を失った人からも
「だからって、景色を損ねる高い堤防が出来るのは…」との、反対の声も上がってる話も聞きますが

少なくとも福島県では、宮城や岩手程に「そう言う声」を聞きません。
あっても、「ど~せ見るだけの海」化してますからね。
…だからって景色が変る事に抵抗が無い訳ではないとは思うのですが反対までは、しないのでしょう。

先日高潮で道路まで潮が上がってましたが、
その潮が引いた後の海水で濡れてる場所を徒歩で歩く気なんか、しませんもん。

画像の景色の場所…私的にも思い出が沢山あったりするんですけどね。

画像には写ってませんが右側は消防署なのですが、かの3月11日には
消防署まで潮が達して消防車が流されてしまったり機能を失ってしまいました。

お隣の久ノ浜町は津波の後に火災まで起きたのですが、
ココから消防車が出せなかったのも相当痛い原因でもありますからね。

祖母が生前、泉には砂浜がず~っと続く海岸があって、伯父を連れて良く夏には行った話を聞きましたが
私には「工業地帯」と「埠頭」しかない場所でニワカに信じれませんでした。
(昭和2~30年代の航空写真を見て、やっと理解できた。)

しかしなんですね。ほんと海から近い土地なのに高い堤防を建てまくって
海から隔離されたみたいな風になりそうですが…なんだか寂しいのは確かですね。

1000年に1度の災害とは言うけど、コンクリートって1000年持つのかな?