ダミー電池の作成

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おっと、早速だが画像を間違えた模様であるな。w

ダミー電池と言う言葉を聞いた事がありますでしょうか?
ひょっとするとラジコンをヤってる人ならば、知ってるかも知れません‥んが
私はラジコンをヤらないので、何でラジコンをヤる人が良く使うのか?理由は知りません。
(充電池の放電道具らしい‥ですが、あくまで「らしい」ってだけ。)

で、実物はって言うと「こんなの」です。
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つまり電池型の導通する金属で出来た筒?鉄芯?と考えれば宜しいです。

誤って捕らえてはいけないのは、
この中心部分に単4突っ込むとか、何か構造物や回路を伴うのではなく、このまま使います。
そう言う単純なモノです。素直に見て大丈夫。、もう、これほど分かり易いものはありませんね。

当たり前ですが電池構造を内部に伴わないので0Vです。

こんなもん「何に使うか?」「何の為に作成するか?」って言うと…
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6CマグのLED化。中に入ってるのは純正LEDモジュールです。
(つか、この角度から撮影すると「6C」の長さに見えないけど、これ6Cです。)

マグライトの純正LEDモジュールは、各電池の本数毎に品番が別で販売されてましたが(過去形、今は廃盤)
最後まで6本電池用(9V用)は、販売されませんでした。出るのを期待してたんですけどね。

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そんなウチに純正モジュールが廃止になってしまったってヲチ。笑

LEDは、フィラメント(白熱灯)と違い、過電圧に非常に弱く(電子素子なので)
異電圧対応のモノでない場合は、過電圧を掛けると、速攻で壊れます。

ちなみに上の画像でライトに入ってるLEDは‥
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車載してる2Dのマグライトから取り外して付け替えたものです。

ヤっては、いませんが‥当然3V専用のモノを9Vで駆動すれば、点灯すらせずに壊れるでしょう。
~って事で、前置きは長くなりましたが「コレ」をヤりたくて、ダミー電池を作成した訳です。

んでは、ダミー電池の紹介なんかをば。
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作成中の絵。まさに「一体何が始まるんです?」「第三次大戦だ!」状態。
や‥どっちか?ってぇと「ユナボマー」か‥(懐) 別にテロ道具を作ってる訳ではありません。

ダミー電池は市販のモノ(上の画像)のもあるのですが、モノの割りには結構な値段がします。
挙句、通販で頼むも「忽然と品物が消えたり」するし。(某カラで数日前にキレてた郵便事故です。)

田舎なので、ダミー電池なんか売ってないしね。(模型ラジコンショップならあるかも知れませんけど。)
仕方ないので自分で作る事にしました。

ダミー電池は構造が単純なので作るのは簡単かも知れません。(作る前の感想)
どっちか?と言うと、アイディアや、ヒラメキの方が重要かも知れません。

ですから「何で作らないで市販品を買ったんだ?」と言うと‥
(結果、手元に来なかったので買ったとか言いたくないけど)
『考えるのが面倒だったからに決まってるじゃねぇか!』と、単純明瞭です。笑

さて、webでダミー電池と検索すると、様々な方が様々な方法で作成されてます。
どっちか?って言うと、「電子工作好き」系の方が作られてるのは「凝っていて」「ちゃんとし過ぎていて」
自分が作るとなると「ちょっとの参考」にしかなりません。(器用さ、手持ちの道具違いで真似できない。)

意外ですが、某自動車ブログ系とかで、車に無関係にダミー電池を作り公開してる人とか
あんまり電子機器寄りじゃないページの方がアイディアの参考になりました。

んで、つまり、こう言う事。
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上は完成品で、下は使用した部材。

部材は、「単三を単2に変換するスペーサ」「アルミの中空棒」「ボルト」です。

「単三を単2へ変換するスペーサ」は100円ショップのものです。
市販のダミー電池は単三なので、これは「品が届いた」にしても必要ではありました。
(え?くどい?恨み積年ですぜw)

webで検索すると電池1本単位でキチンと作成されてる方が多数ですが
マグライトの直列に並んでる電池を置き換えるなら、1本モノにした方が楽ですし
カタカタ隙間で煩くないだろうし、接点が少ないので接触不良も防げます。
(と、大そうな事を書いてますが、要は「クサシ」(方言で面倒臭がって手抜きって意味。)

まずアルミの中空棒を電池4本分程度の長さに切断します。
アルミなので、ちょっとニッパーで傷を入れてから曲げると「パキッ」と割れます。
上で電池四本と書きましたが、単2電池の長さは規格で5cmと決まっています。

なので5X4=20cmですが、両端にボルトを入れるので、そのボルトの頭分は差し引きます。
(まぁ大体ですが、19cm程度)

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で、ボルトは、その中空部分に入るか?入らないか?の絶妙な直径のを購入します。
(なので出来たら、同時購入が宜しいかと。)

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で、アルミなので、ねじ込んで行くと鉄のボルトの固さに負けてネジ穴が出来ます。

この作業では電動インパクトを使ってますので、「あっ」と言う間に終わりましたが手工具でも十分可能です。
逆に無いと困るのが「ロッキングプライヤ」(バイスグリップ)ですね。
丸棒なので手では空回りしてしまい抑えが効きません。

完成の図。
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上で書いたとおり4本串刺しの手抜きです。笑

実は、このままだと、当たり前ですが長すぎて‥
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電池の底の蓋が閉まりませんでした。
これだけ底のスプリングが長いのでゴマかし効くと思ったんだけどな。笑
なので片方のネジは電池ケースの中に閉まって(-側)事なきを得ました。
ですから棒の長さは20cmでは無理があります。

懐中電灯の中は、こんな風に組み込みです。
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懐中電灯本体の端子と触れ合う部分は、ちゃんとした電池にしておいた方が無難です。
あと、変に偏ると懐中電灯の重心バランスも悪くなるし。(何に使うつもりだよw)
や、その「持った時の雰囲気重視」です。(^^;

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やはり普通の単2電池を6本入れた時よりも、電池の底の余裕が少ない。
ボルト頭の大きさは、単2の+のヘソよりも大きいですからね。
なので、ひょっとすると、もっと棒は短く(18.5mm~18mm)でも、いいのかも。
でもまぁ、これで底は閉まるので、これでOK牧場って事で。w

この辺りは「私ぽい適当さ」が現れますね。
某友人なら「ノギス」で散々測った挙句に作り始めて、あれコレ凝るうちに
製作途中で、やる気を失い放置プレイする‥ので
以前ならアルミ棒をきるまでは、その友人に任してたりしましたが(^^;

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それで、上で書いた2D用の純正モジュールを6Cに付け替えて終了です。
※D型の単一電池のも、C型の単2電池のも、ここのソケットは同じです。)

‥と、まぁ「こんな感じ」です。え?これじゃ車載用の2Dの「光源」が無くなってしまうだろ‥ですね。

まぁ、まだ発注してないのですが(クドいけど、先日の一件が、それだけ効いてるんですよq(T▽Tq))
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車載2Dには、コッチのLEDモジュールを使うつもりです。
画像は4~6電池用ですが、2~3電池用も販売されてます。

去年4D用に、この「TerraLUX MiniStar5」を購入したのですが、
こっちの方が純正LEDモジュールよりも色が好きなんですよね。
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(左→TerraLUX MiniStar5/右→マグライト社純正LEDモジュール)

このモジュールはwebで検索すると「色が黄色ぽい」とありますし、
確かに2つを同時に見て比較すると黄色が強いのはご覧の通り。
(単独では、あまり気になりません。普通にLED白です。蛍光灯で言う「昼光色」と「昼白色」の違い程度。)
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それは「見易さを考えて、あえて、その色味」だと、私は思ってます。
見た目の綺麗さ‥は、真っ白な純正LEDモジュールの方が上かも知れませんが
実用的には、TerraLUXの若干黄色ぽい方が全然見易いです。

例えて言うなら黒い車のフロアマットの上に、夜間に小さいネジを落としたとします。
これを探す際には、純正よりもTerraLUXの色の方が全然発見が早いです。

人間の目の構造的に「青」を感知する能力ってのは元々少なく
光の三原色である「赤」「緑」「青」から構成される各種の色合いは
「赤」ではなく「緑」でないのであれば「残る青であろう」と言う「見分け方」を生まれつき行っています。
(申し訳ないのですが色弱の方の場合は除く)

その理屈を応用したのがPC画像の圧縮であるJPEGだったり
後天的な色弱の場合、青を感じる部分が少ないので「青が区別できない色弱」になる場合が多く
そこが先天と後天性の色弱の違いだったりします。

‥おっと、この辺りは「眼科専攻」の方が見たら笑える屁理屈を書いてるので
恥ずかしいので辞めますが‥人間の目の構造上青味が強い色合いに対しては
「慣れ」(目が慣れてくる)では、克服できない部分が強く、こんな事が起きるのではないか?と思います。

って事で「2Dの純正LEDモジュールが余る予定」なので、「6Cに移植」する準備な訳です。
‥まぁ6C、色々な理由で、車載したり外に持ち出して使えませんけどね(^^;
「実用的に使えないのであらば、LEDもまた、綺麗な色だけど見辛い色」なんてのがアリだと思われます(^^;

追記
http://blogs.yahoo.co.jp/ookami_goya/64204817.html
後日、不具合が起きたので、再度別なものを作りました。(^^;