20年目の奇跡。(大袈裟w)

ここに、ある自動車用品を紹介します。
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電源ソケットから電力を取って、照明とするモノ。
良くアリガチですが、検索すれば分かりますが「同じもの」の画像は、まず無いと思います。

それもその筈で、これ‥20年前の1994年頃の代物です。
当時、ホームセンターで形状が気に入って、新品で購入した代物。

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当時は「当たり前の様に日本製」であり、アジア製なんぞ、皆無な時代でした。
んが、実はコレ‥残念ながら、もう点灯しません。

今では「当たり前」の様にLED全盛ですが、当時は「青色LED」が発明されておらず
結果、光の三原色である「Red」「Green」「Blue」の「B」が足りず「白」が存在しませんでした。

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まぁですから、つまり「これの中に入ってるのは電球」です。
なので寿命はLEDより当然短い挙句、こう言う小型の電球は本当に短い。

今にして、この電球を見ると、下の黒い部分はソケットになってる臭く
球の大きさはメーター等で以前良く使われた「T5」と言うタイプの様ですが‥
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当時20代前半だった私は、今から比べると全然知識に乏しく、この電球が交換出来るものではなく
下の線に直接繋がってるもの‥として、分解はしたのですが修理を諦めました。
(不点灯=球切れ≒寿命って時代でもありましたので。)

実際には、上でも書いた通り「形状が気に入ってたので同じ品物を買おう」と
買ったホームセンターに出向いたのですが、すでに同じ品は無く、以降姿を見る事はありませんでした。

当時の持ち物‥これ系は、そんなに残ってる訳でもないのですが、これは何か捨てられなくて‥
今日「ふと」思いつて、ココに「あったはず」と箱を開けてみたら、あっさり姿を現しました。
やはり数年前の引越しでも処分できなかった模様です。(^^;

当時は、こんな単純なものでも、分解して、戻すのに四苦八苦したモノですが
このテのスキルは歳と供に「あがってる」らしく、あっさり分解できました。
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(拡大すると、ピンボケが酷くなるだけです。ごめんなさい。w)
と言うか「ネジ止め」だったり「各部品がバラバラ(非溶着)のくみ上げ」なので分解できるのですが
昨今のモノは接着、溶着、一体成型の嵐で、分解=破壊になってしまいます。
当時は何も思いませんでしたが、やはり当時でも作りは今より全然マシです。
さて。
分解したら、元に戻さねばなりませんね。( ̄ー ̄)ニャッ
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現代の代物(白物?w)を使って‥

この部品(商品)購入価格は300円強でした。
部品を大量にバラバラに仕入れて沢山作るならば、もっと安くアガるのは
以前、自分で作成していたので承知ですが‥

送料だの、送られてくる間の時間やら、
自分で各部品をハンダで組む手間を考えたらコレを買った方が安いです。

気になる点は、以前自分で自作する際にはセメント抵抗ではなく
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定電流ダイオードを使用して12Vを減圧させてたんですが‥

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この製品はセメント抵抗みたいです。
車の電圧は12V一定ではなく10V~14Vを行ったり来たりしてるので
抵抗の場合は「明るさ」の変化が極端に出そうな気がしますが‥
まぁ市販品なんだし、どんなモンか?試してみようかとの思いもありました。

さて、元々の黒いソケットは使わない(使えない)ので、光源の位置を合わせなければなりません。
また、LEDの場合は場所が違ったりしますからね。
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ご覧の通りで「熱収縮チューブ」が被っていて、太くなってる分、オリジナルのソケットは物理的に収まりません。
と言うか、この球の部分だけは接着であり、半分に割るのに、マジで「バキッと割り」そうになりました。
危機一髪です(^^;

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‥っと、話が前後して申し訳ないのですが、
組む前に点灯するか?試験をしておかないと出来てから泣きを見るので、試験点灯。
この辺りは自分で作った場合は、さんざんテストしてる訳ですが、てっきり忘れておりました。

市販のLED単体を買う際は、まず色(同じ白でも色味が違う)の選択で悩むのですが
そんなの一切関係ないですね‥って言うか「綺麗な白」で、この製品オススメです。

最近は技術が向上して、こんな綺麗な白が出来る様になったんですねぇ。
(以前のは青ぽいか?黄ぽいか?の、どっちか?の中から、最適なのを選ぶしかなかった。)

さっそくスイッチ部分に「+」側の配線をハンダ付け。
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汚いとか、盛りすぎとか、まぁ言いたければ言え!w
ちなみに黒い線の方はオリジナルのハンダです。やはり日本製。綺麗なハンダ付けですね。
私のは中国製並みです。爆 まぁ「あえて言う」なら中国製ってのは素人並みって事でもあります。

んで、本体に組み込み。
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赤い線は、もうちょっと短い方が、最後の組み付けが楽でした。
‥とか、今更同じ物を持ってる人は皆無なので、何の参考にもならん。笑

続いて「-」側
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「+」側よりマトモに行ったのですが‥これ付ける位置が悪かった。
つい人間って真ん中に付けたがるモンですが、内部の構造を考えると
どっちかの左右に少しオフセットした方が、筐体の中での収まりが良かったと‥
「組む時気付く!」w

三度(ミタビ)点灯テスト。
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LEDは逆接続の場合は点灯しない程度で済むかも知れませんが(ほんとか?w)
この様なテストをしてる際に、誤って回路を短結しようもんなら速攻で終わります。
(例、下の鉄鋏同士が接触し火花を散らす=LED死亡)

さて‥これで入れ替えは完了です。逸る気持ちを押さえつつ組み上げて、点灯させてみましょう。
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(T_T)キタ‥
キタ━(゚∀゚)━(゚∀)━( ゚)━(  )━(  )━(゚ )━(∀゚)━(゚∀゚)━━!!!!

うるせぇって。w 
や、ホントね。声を上げてリアルで騒いでしまいました。

ある日突然、球切れちゃって20年ぶりっすよ。とっといてホント良かった。
かつ、当時より色が綺麗なのはLEDだからなせる業。(電球は黄色味を、どうしても消せなく青緑ぽくなる)

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うむ。やっぱ何すかね。吊るしを買ったら
「取り付けて、姿を見て」で、その後は「す~っと」冷めるんですが、
自分で組み立てたりすると、全く違うもんです(^^;

で、in 自家用車編。
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(^^; ま‥眩しい過ぎ。(まぁ通常締めとく蓋の中だからイイんだけど。)

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‥結局イマサラ、ここしか居場所がないが‥ま。いいか(^^;