缶切り…

以前、こちら?だか、アッチ?だか?忘れてしまいましたが
「綺麗に缶を切る方法は?」って感じの質問記事を書いたら、多数の方から方法やヒントを頂きました。
その時にヤろうとしてたのが、例の「空き缶のペン立て」だった訳なんですが(^^;

先日の記事で少し触れましたが、ゴム足をハメてなかった事でコテコテ倒れまくって
「洋缶」の為に素材が薄く、あちこち凹んだりして変形してしまいました。
(空で倒れる分には自重が少ないので問題ないのですが、中にモノが入ってると重くなってます。)

そして、缶の切り口も初期の作品(作品言うなw)なので、切り口が汚ないものでした。
(質問記事を書いたのは、ヤった後で「もっと綺麗にならんもんか…と思いキーを打った訳でして(^^;)

とりあえず今回、同じ缶(これ、色とデザインが気に入ってるんですよ)を探して
以前買った店に行ったら、品が変わっていて売っていませんでしたので
「某所」で同じ市内に住む「あじさん」に、場所を聞き、市内南部へ遠路遥々向かったのでありました。

んで。
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ありました。飲みました。もう空です。(さっきトマトジュースを飲んだばかりだろうにねぇ。o(´^`)o)
で、この段階で「綺麗に缶を開ける方法」を考えてなかった事に気付く始末。( ̄▽ ̄;)ア…アホ。

そういえば私が小学生だか中学の頃に家にあった缶切りで、
えらく綺麗に開く奴があったのを思い出しました。
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(見て分かるとおり、こんな綺麗な手ではないので私オリジナル画像ではなく無断転用画像です。申し訳ない。)

↑と、お断りさせて頂いた通りで、色々な缶きりの使い心地や切り口を紹介されてる方がいます。
http://gigazine.net/news/20120813-can-opener/
このページを拝見すると、やはり高いモノ程、切り口が綺麗になる傾向がある様です。

って言うか円形の歯を回すタイプでもない限りは、ど~してもお約束の形状となってしうのは
物理的に仕方のない事なのかもしれませんね。

この高い缶きり…なぜ裕福でもない我が家に「あったか?」って言うと
当時は祖母が、まだ料理を作っていた頃なんですよね。
祖母ってくらいなので、やはり握力は弱くなってきてて缶を開けられないってんで買ったんでしょうね。

所が、その後は洋物でも無ければ、プルを持って引き上げれば開く缶に移行して
缶切り自体を余り必要としなくなって…るウチに、どこかに消えてしまった様です。
この「缶きり不用の缶」を、当時は(地方固有名詞かも知れませんが)『パッ缶』と呼びました。

でね。高校2年だか?3年の夏休みに野朗友人4~5人で川に行って釣りを始めたんですよ。
(田舎ですから(^^;って言うか田舎の田舎、そこのさらに山奥ですけど)

腹が減ったので魚を釣って焼いて食おうと言う1大イベントだったのですが
思った様に魚は釣れず…で、私は本来「釣りをするタイプ」ではないので
飽きてしまった挙句、腹も空いたので「皆で金を出し合って何か買おう」って事になったんです。
当時は携帯もなければコンビニも無かった頃で、まして山奥な訳で今だって近くにはコンビニはないですけど。

皆が高校生だったし、バイクバカだったので、幾らバブル景気真っ只中でも
余計な金なんか持ってない訳で(余計な金あるならバイクの燃料になる訳です。
その金も尽きたから釣りして暇つぶししてた訳。

それでも、そこから山数キロ下った所にある昔からの商店みたいな場所なら
「缶詰くらいはあるだろうから、暇してるお前が行け」と友人に言われ
私が代表して買いに行く事になりました。
(ちなみに乗ってくバイクは1番燃料が残ってる奴ので自分のでもないw)

その時に友人が「〇×△~だからパッ缶買って来いよ!」って言う訳です。
上の〇×△ですが、そこが私が既に土手の上に言ってから言ってるので
川のセセラギき掻き消されて聞こえませんでした。

おまけに「パッ缶」って言葉…当時は発売されたばかりの頃で、私は知りませんでした(^^(^^(^^;

買うもんは、缶詰にしよう!と言いだしっぺの友人が
「そう言うなら缶切りを持ってるから言うんだろう」くらいにしか思ってなかったので

要缶きりの缶詰も、パッ缶も関係なしに自分の食いたい缶詰を麓の雑貨屋でGETして
意気揚々と友人が待つ山奥の川原に持ち帰ったら…

『オマエ…あれだけパッ缶買って来いったのに、何だこれは…空けられないだろ(- -;)』
↑って落胆した顔は、今でも昨日の事の様に思い出すんですけど。苦笑

つか、そいつ「相変わらず缶詰は今でも多分好き」であり、
30歳になっても40歳になっても缶詰を良く私に、くれるのですが…
あいつも何か多分覚えてて腹積もりがあると思う。爆

ちなみに、その缶詰は川原の石に叩きつけても端しか開かず中身を小枝でホジってしか食えないので
嫌気が差したらしく「オマエが責任もって食え」と言って、全部貰いました。GET!!!鬼。

その他の友達は、やっと釣れた小魚を焼き始めたのですが、あまりにも空腹すぎたので
まだ焼けない「生魚」を食って…翌日「オマエのせいで下痢になった」とかの入電が!!

ったく。まぁほんと、そんな山奥に住んでる友人が居たお陰で、素晴らしい夏休みを送れたよなぁ。え?(^^;


あ~んだんだ。缶ね。「たかが1つの缶を加工するだけの為に高い缶切りを買う」のは
どもにも気が進まないので…
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普通の缶切りで、細かく切ってみる事にしました。

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細かく切れば、それだけ出っ張り?突起の部分が細かくなって目立たなくなるって思案です。

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お、中々いい。今までの中で1番出来がいいかも。
アルミの洋缶なので力まず加減して丁寧に切れば、結構普通の缶切りでもイケますね、
国産の缶やスチールだと厚さがあるので、こんな風には行かないかも。

この後、内部を洗浄してから鑢を掛けて角を落として完成としました。