危険行為=車のバンパーのヘコみはドライヤーの温風だけで修理できるらしい=ダメにしたならお好きにどうぞ。

<引用開始>
ヤベッ、ぶつけてしまった! 車は、ちょっとの傷やヘコみでも意外と修理費がかかるんだよなぁ。お金ないのに……。

そんな悩みを一気に解決してくれそうな修理方法が、いま見直されて話題になっているという。高額な修理費も、特別な道具もいらない。必要なのは髪の毛を乾かすドライヤーだけだ。マジかよ!? 早速、動画で確認してみよう。

・バンパーのヘコみはドライヤーで修理可能
ドライヤーで修理可能なのは、バンパーのヘコみである。バンパーとは、ご存知のとおり車体が傷つくのを防ぐためにつけられているパーツだ。役割が緩衝材なので、最も傷つきやすい部位だと言える。そのバンパーのヘコみがドライヤーだけで直っちゃうというのだ!

・ドライヤーの熱を30分間
ドライヤーでの修理方法は以下の通りだ。まずは車体の汚れを拭き取る。そして、ヘコみに向かってドライヤーの温風をかけるのだ。まずはドライヤーであたためる。さらに2本使いで10分間。そしてさらに20分温風を当て続けると……。

ペコッ!!!! 裏から軽く押すだけでバンパーの形が変わったではないか! 丁寧に形を整えればもう直ったも同然。ほぼ原状回復だ。あとは、冷却させれば元通りの固い形状に戻るぞ。
</引用終わり>


某有名ブログに記載されてるので、見た方も多い?のかも知れませんが‥
そこで紹介されてる動画に、かなり問題がある気がするので
真似して取り返しの付かない事になる前に、知って頂きたく
どうです?詳しい人や、専門家なら気付くでしょう‥
ドライヤー近過ぎです。これじゃ素材はイイ?としても塗装が変状します。

ってか動画を見ると、暖めてる相手(パンバー)をロクに触っておらず
どれだけ暖まってるか?確認すらしてない。( ゚д゚)

同じ温度にする‥にしても、
温いお湯から、次第に熱いお湯にするならイザ知らず
ドライヤーでは、局所的にムラに暖まりますので
塗装が割れたり剥離したりツヤ引けを起こします。

以前、板金屋さん(プロ)に、実際の作業を見せてもらったのですが
温度管理に相当な神経を使われてました。(あと塗装の状態)

直る!とか書いてしまうと、必死に猛烈に暖めて
ガンガン裏から金具で押したりする人も居るでしょうが

まぁ‥ど~なるか?1度ヤってみるといい‥ったら、無責任だけど
この記事や動画が無責任ですから。

要は磨きと同じで「諦め所」があって、それを無視すると
パキッと塗装が割れたり、直すとなったら部品交換を伴う羽目になる
そんな領域があって、それ以上は無理って域を知らないものが
この記事を信じてガンガン勢いでヤる事じゃない。

大体、本来なら「家計に響く」と家族を説得した上で
バンパーフェイスを取り外して
(イマドキの車はスゲー簡単です。K11位の年代のは面倒ですが)
湯船に付けて丁寧にヤるべき作業であり‥
車に付けたまま‥なんてのは都合のいい話です。
(まぁ日本みたいに水が豊かで、湯船の水量の多い国は世界的には珍しいかもですが)

そもそも
裏から押すにしてもインナーフェンダーを外さなきゃ手は入らないのに
動画では、そこから始まってなし

凹んで角が出来てるのに、その上からコンパウンドで汚れ落とししてるし。
(直ってからでも遅くありません。)

あと車の色が白でしょ?この調子で濃色の車をヤっちゃう人居るんだろうなぁ。

大体ね。簡単なんてのが甘いんですよ。
多大な出費を払ったり、直すのに苦労したり、学んだりするから
それを考えて「次から気を付ける」様になる訳で。