近くにいるのにその存在を感じられない。あなたとあなたのまわりにいる人を隔てているもの、それはスマートフォン、タブレット、ゲーム機などの携帯デバイスかもしれない。
アメリカ、ノースカロライナ州を拠点に活動している写真家のエリック・ピッカーズジル氏は、ニューヨークのカフェで隣に座っていた家族をきっかけにこのプロジェクトをはじめることとなった。
父親と2人の娘はずっとスマホに見入っている。母親だけはスマホは鞄の中にしまっていて、寂しげに窓の外を見ていたという。父親はひっきりなしにiPhoneの音声機能、siriに断片的な言葉を問いかけていたという。
ピッカーズジル氏自信も重度のスマホ依存症である。その不気味な光景を目の当たりにし、自身に投影したところ、背筋が震えたという。
彼のプロジェクト「Removed」は、日常の風景からスマホやタブレット、ゲーム機などの携帯デバイスを取り除いたものだ。友人やボランティアに協力してもらい、日常的な動作から携帯端末だけを抜き取って、同じポーズをしてもらい撮影に挑んだ。
昔から人と会っている間も携帯電話をいじっている人はいたが、スマホ時代に突入し、さらにその傾向が加速したと言えよう。
＜/引用終わり＞
ちょっとまぁ、あまりにもの光景が纏まっていたのに感銘を受けて、記事を丸々引用してしまいました。
‥だからって他所様の記事を丸々引用して問題ないか？と言ったら、それは別であり、
非常に申し訳ないのですが、是非‥私も、この光景には言いたい事があります。
上の説明によると「撮影の為に作った光景を撮影」と、ありますが、
こんな光景‥日常で見た事がありませんか？私なんか会社の喫煙所で毎日見てますよ。
私は外食する際、大概は携帯は車の中に置いて行く方です。（外食＝人との会食な訳で）
居酒屋の時の写真なんかがあるのは、ほら‥車を持っていってないから携帯持ってるからですかね。
この光景、一時の「流行廃れ」の一過性のモノ‥かと思ったけど、最近は日常になりつつありますよね。
私はスマホではないので、そこまでして、そのタイミングでイジるか？って気持ちもわからんのですが
スマホにしたら、こんな風になりそうなのも含めて「いらん」と思ってたりもします。
（ついつい中毒になりそうな事は根性で堪えるのではなく、ハナから近づかないべき‥と考えてるので）
話が逸れてしまいましたが、つまり上の光景‥せっかく複数人が居るのに会話がない。
これが異様だし、私の様な者がいても、こんどは、そう言う人に話しかけられないって事態に‥
（上の会社の喫煙場の一件ですね。）
なのでスマホを持ってなかったり、依存してない層‥
だから、どうしても自分より上の世代の人とばかり話す様になって
若い層には話を掛ける事すら出来ない感じになった。
逆をいえば
「一緒に居たくないのに居ざる得ず、そんな相手だから会話したくない」って時にはスマホは有効かもね。
そういえば今、こうして書いていて思い出したけれど
「ゲームで良い所まで行ってたのに、私が電話したから駄目になった」と、すげぇ不機嫌になられた事があった。
そして、それを軽く流していたら、言ってる本人は本気だったらしく「謝れ」とか絡み始める始末。
電車のトイレみたいに「只今使用中」とか、どっかにランプでも付かない限り
まぁ、そんなこんなされたら、電話をしづらくなってしまいます。
以前は携帯ゲーム機が流行り、たまの休みに家族で出かけると
子供は、ずーっと目的地までゲームしっぱなし。親子の会話が全然ない
下手したら目的地に付いてもゲームしてたりね。
ドラマ北の国からで異性とメールでばかりやりとりしてる光景を見て
「それはおかしい」と異を唱えた主役の田中邦衛さんのシーンがあったけど
あれの更に上を行く感じって言うか、あれは現状のコレを示唆していたのやら‥です。
上の写真の中では「せっかくわざわざ、その人と会ってるのに」画像みたいな光景になってるものがある
何の為に、会ってるのか？こんなんじゃ意味がないですよね。
そして、こんな事を対面で、そう言う人に言うと「こいつとは居たくない」まで思われるとも思う。
でも‥それこそ異常じゃないかな？って思うんですよね。
この日誌で良く書いてるけど、人間の寿命なんて、たかだか数十年です。
そんな短い時しかないのに、ずっと画面ばかり眺めてるなんて、モッタイないですよね。
‥って言っても‥多分「殆どの方には通じない」し、下手すりゃ異論を唱えられ
下手すりゃ、こき下ろしまでされる可能性が‥あ～やだやだ。
もっと人間、こう‥アナログの方が健康的だと‥私は思うんですけどね。
