そんなこんなで１０年近く仕事で使っていたカッターが壊れてしまいました。
コンクリートの地面に落としてしまい、刃を動かすスライダーが不調になってロックが利いたり利かなかったり‥
分解も、してみたのですが‥中身の樹脂の爪が壊れており、直す事は不可能と言う感じです、
これでは、流石に不安定で危ないので、買い換える事にしました。
（使おうとした時に、不意に刃が飛び出して出てくるみたいな状態です。）
実は「同じモデル名」を冠したものは売ってます。
ただ、今回壊したスライダーの形状が変更になっていて、微妙に（や‥かなりか）使い辛い。
刃の特殊なサイズで（J型って奴）、ホームセンターによっては置いてない店もあるし
色々な刃を使いたくとも独自規格なので、１メーカー専売だし。
この最「心機一転」で大型刃のでも普通のタイプにしようかな‥と言う感じで
仕事に行く前に開いてるホームセンターに向いました‥で、買ったのがコレです。
NTカッターのL-600GRPって奴です。最初は
現物を見比べて、５００はギザギサの部分が凹みであり、６００は出っ張り炉（ゴム）なので上の６００にしました。
私はホルダーを使わず、決まったポケットに入れておく方なのですが、このスライダーが過度に出っ張ってると
ポケットから引き出す際にポケットの口に引っかかって刃が出てしまう事があります。
‥これが同型のモデルチェンジ版は出っ張ってるので、ちょっと好きじゃない。
（まぁこの型のtajimaのカッターはスライダーが固い分類なので、引っかかっても刃が出る程じゃないですが‥）
以前、この日誌で書いた事がある「ドライバーカッター」は、スライダーが物凄く軽く
工具箱やホルダーに入れて使う人には「スムーズで素晴らしい」と評価がイイと思いますが
私の使用用途だと「危険」って事で‥使う人次第ですね。
（ポケットに常駐の挙句付けてるもので引っ張って出すって使い方の方が少ないのですが(^^;）
昨日、落として不具合が出てから、サブのカッターを使ってました。そのサブのOLFAとの比較。
ゴムだから微妙に引っかかるし、全ゴムだから滑る時は尚の事に掴み所がない。
そして、スライダーが周囲の柄から飛び出してるのでポケットから出したときに
「恐怖の刃飛び出し状態」になってるので、仕事用の工具箱の中にサブとしてしか使ってませんでした。
昨日は、それを踏まえて用心して使ってましたが、
なにせ仕事って事になると、そんな余裕が無い時もあるからメインってのは、ないかな。
スライダーの動きも、動かす時に限れば、ちょっと凝った動きをして、動かした時の音も
ちょっと高級感を感じるんだけど、私的には、もっと単純にソリッッドな方が好みです。
（趣味道具じゃないですからね。単純な方がいいです。）
先日購入した「スピードナンチャラ（OLFA製）に入れ替えて仕事に望んだんですが‥
私の仕事用途で使う分には切る相手の材質が向いてないらしく「切れ味最悪」でした。笑
そもそも繊細な黒刃は、刃が柔らかく撓り（シナリ）が大きくて、私の仕事用途向けじゃないんです。
なのでコレが決して駄目って訳じゃないです。仕事用に荒ぽく使うのには向いてないってだけ。
交換してみた所、素晴らしい切れ味と感覚で、まるで別物かよ‥って感じ。
所詮「刃」の性能であり「柄」の性能じゃないのかもしれませんが
刃が悪いと柄のイメージが悪くなってしまうのがカッターの宿命ですよね。
別に宣伝費用を貰ってる訳でもなければ、関連で働いてる訳でもないですが
KDSの刃が、私には1番合ってるらしく、切れ味と耐久性は1番だと思ってます。
この刃を使いたくて、上で書いた特殊サイズではなく、普通の大型刃にした‥っても過言じゃありません。(^^;
‥ま、やっぱ何ですかね‥格好よさ‥より実用です。（あたりめぇだろ。笑）
今日1日仕事で使ってみましたが、
ゴムが所々ついてますが、それには影響されず、アルミ製の本体が影響してか？形状からか？
今まで色々なカッターを使ってみましたが、その中で1番、ポケットからスムーズに取り出す事が出来ます。
あと刃が飛び出す可能性も上で書いた通りで全然心配ありません。
私は仕事中は、手袋を常にして‥使用感なのですが、
素手だとスライダーが引っ込んでて重いせいもあり、使いづらいって方も居るかもしれませんね。
長年使ってるから‥の愛着の部分で、今までtajimaの「J型」を使ってましたが
それと比較しても違和感なく手に馴染むNTのL-600GP‥これ、結構凄いかもしれません。
（たまたま、私と相性がイイだけ‥かも知れませんが‥）
ちなみに「アルミ製」なので、その気になったら鏡面化も可能な筈ですが‥
仕事中に苦痛で歪んだ顔とか、ハマって鬼の様になってる自分の顔なんぞ見たくもないのでヤりません。笑
