「エンドラフィン・マシン」(tajimaカッターの小改造)

先日、プリンスが死んでしまいましたな。
マイケルジャクソンよりも、当時から聴いてた事が多いので私的にはショックでしたが‥って。
その話題ではなかった。

仕事用のカッターを「また」買い替えました。
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パッケージからサッサと抜いてから撮影したので、今回は検索画像から‥

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下は今まで使ってたNTカッターで、上が今回買ったもので「tajimaのドラフィンL650って奴です。
このカッターは刃が付属しておらず、自分の手持ちのを使う必要があります。

これ1本買って早速作業しようって方は
「刃が付属してなくてムカつく」と、思いますので注意が必要です。
ネットの評価?みたいなモノでも「刃くらい付けろ」と怒ってる方?が結構居る様で、そんな文言を見ます。

私は替刃は腐る程持っているし、自分の好みの刃に即入れ替えてしまうので
付属の刃は使わなかったりするので、かえって好都合ですが、私の様な方の方が少数派でしょうね。

さて‥ちょっと前?まで「NTカッター」の方を「偉く気に入ってた」記事も書いてたのですが
どうにも使い込んでくると、刃を出す時のスライダーが重くなってくる様に感じます。

それと同時に感触や音も、ナンかこう‥イマイチになってきてるのか?そう感じるのか
とにかく、刃を出す時のスライダーを動かした感触がイマイチに思えてきました。

1日に出し入れする回数が半端ないのも、あるかも知れませんが
以前使ってたtajimaのは、感触や音の変化もなく耐久性があった気がします。
そう考えると、やはりNTやolfaは文房具で、tajimaは工具なんだろうな‥なんて風にも思います。

所で‥このtajimaの「ドラフィン」ですが、仕事で使ってみると
スライダー(刃)を出す時には文句もなく、久々に心地よい感覚で使う事が出来たのですが
早々に難点も出て来ました。

難点ですが
『刃を戻す際に抜ける寸前の場所の最後の場所でキチント引っかかって止まらず‥
それに気づかず引っ張り過ぎると柄からスライダーが抜けてしまう』点。
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なので、刃を戻す際には「目視」で確認せず
感触だけで戻すと引きすぎて意図せずに柄からスライダーごと刃を抜くてしまったり‥
逆に加減して戻すと刃が完全に収まってる自信もなく、仮に実際刃が出てたら危険と言う事になります。

まぁ‥暫く使ってれば慣れるのかも?知れませんが、結構一杯々々でヤってる仕事中に
余計な負担が増やしたくもなく、出来たら余裕を「あえて」でも作りたいので、帰宅早々に加工する事にしました。
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加工内容ですが、刃が収まる終端部分に穴を開けて、そこに抜け留めを付けます。
そうすれば、とにかく「最後まで引っ張って留れば=刃は収まってる」ですからね。

所で、上の画像の状態の様に電ドラ(インパクト)で穴を開けようとしたら
文字通り「ドリルの刃が立ちません」でした。さすが‥焼きが入れてあり固いだけあります。

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全く刃が立たなかったのが上の「2.5」のもの。下の「3.0」は余裕でした。
この差ですが、上のは「ダイソー製の安物」であり、下のは、ちゃんとした価格のものだから?かも知れません。
(ってか、この前ネジを揉むのに無理して先端欠けてる気もしますが‥)

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穴が空いたので、早速外れ留めに、そこにネジを入れます。え?ナンのネジ?‥や、わかるでしょ?ホラ。

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カセットテープのネジです。これが太さと長さ、形状も格好良くて、ちょうどいいです。

所で、この文字を書いたのは25年程前の私自身ですが‥この悪筆、今でも対して変わりません。
良く人の性格を「三つ子の魂、百まで」と言い、3歳で人の性格が決まってしまい
後は、本人が気付き本当に努力しないと中々変わらないと言われますが
文字にも同じ事が言えるかもしれません。少なくとも15~20歳で文字も決まってしまうのではないか?と。
ま、カセットなんざ自分が分かればいい話ですし‥

あ、さて‥ズレたな(^^;
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鉄の部分を貫通して下の樹脂でネジが効いてるので穴は大きくても何とかはなりますけれど
だからこそ穴(ドリル刃)は2.5がベストで3では大き過ぎました。まぁ、どうにかなった。最初にしては上出来。

鞘の部分が普通のカッターの様にステンレス素地ではなく、黒く塗装されてるので
ドリルを使うと、どうしても色が取れてしまうので、艶消し黒の塗装で適当に塗りつぶしました。
なのでネジ周辺が何か塗装が汚いですが‥(つか、ここ‥つや消し黒じゃなく半艶消し黒ですね。)

あと、先に書いた通り、最初に「刃が立たないドリル刃」を使い、刃が暴れて
プラスチック製の白い部分が、少し荒れたので‥
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別のカッターで、カッターを削ると言う、何と言い表したらイイのか?訳の分からない行為に及びました。笑
(この前は掃除機の中を別の掃除機で吸って掃除したけど、最近何か、こんな事ばっかり。爆)

所で、下のカッターの刃は、先日まで仕事で使ってた刃である「J型刃」です。
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普通のL型よりも刃の幅(長さではない高さとか幅)があって、L型より刃にコシ(固さ)があって
お気に入りで使ってたものですが‥

L型刃でもステンレスの刃なら同じくらいに固いので同じ様に使えています。
(まして雨の日に野外でビショビショになっても錆びませんからね。)

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完成して刃を戻してみましたが、ネジがあるお陰で勢い良く戻しても外れる事はありません。
こんな感じの工夫‥是非最初から製造元であるtajimaさんに作って頂きたいものですが‥

最近のtajima製のは、ほんと勢い良く戻すと鞘からスライダーが抜けてしまい、
それで使う気が起きなかったりでしたから。

つか、いまさら気付いたのですが持ち手部分がゴムの場所以外が白‥汚れが目立ちそうだなぁ‥まぁいいか。