オルディナ「A」

何となくweb検索してたら、ちょっと変ったと言うか、目を引いた画像があったので
「どれどれ」と、色々検索して見たもの。
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自転車に興味の無い人には、単なる「ママチャリ」とか「シティサイクル」とかの軽快車に見えるでしょうし。
逆にスポーツサイクルにしか興味のない方には、フレームの形状から見向きもされないと思う。

今や軽快車でも外装多段ギアは当たり前なので(昭和の頃は軽快車は3段内装ばかりでした。)
その辺は別としてもフロントスプロケが2枚あるし、その辺りが、ちょっと普通のと違う雰囲気がある。

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んで、ディスクブレーキね。そういえばホイールのスポークも何か少ない気がします。
‥こんなに少なくて、すぐに振れださないのか?心配ではありますが、見てる分には格好いいですね。
(ステンレスリムでもフレさせる私なんかが乗ったら試乗ですら危険です。ってか階段落ちしたんだけど。笑)

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驚いた事にリアもディスクブレーキとか‥
フレームの形状は軽快車ぽいけど、装備を見たら‥何だこりゃ?って言う通好みな感じに萌えました。

自転車に乗っても、結局自動車での悪癖宜しく「イジる」事ばっか考えてたりしますが
自転車の方こそ奥が深く、車以上に、その気になったらパーツの変更が出来たりしますし
車検もないので、ほんと、ある意味「やりたい放題」な感じで、そう言うページを見てると面白いです。

で、この自転車‥そんな、こんなな
てっきり、そう言う「イジった(改造した)もの」で、凄く上手く纏まってるなぁ‥とか思ったのですが‥
よく調べたらメーカーで売ってたもので純正吊るし状態なんですね。
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売ってたのは2011年頃で、今は、もう、このフレーム形状のモデルは無いみたいですが
ディスクブレーキまで付いてるのは10万円ちかくの値段だったらしいです。

10万出すなら、それこそ「スポーツ自転車です!」ってフレームの自転車を買う人が多数でしょうし。
そんなこんなで、売れなくて廃盤になってしまったんでしょうねぇ。

以前は「自転車(みたいな軽くて速度が低く負荷が小さいもの)に、ディスクブレーキwww」とか思ってましたが
1度車なり、バイクに乗って、再度自転車に乗ってみると分かるのが
「ブレーキのフィーリング」の悪さです。なんかonとoffの間に少しだけコントロール領域がある様な
イマイチ、思った速度に減速させる事は無視されて止める事ばかりな様な気もします。
(それが昭和の頃から変ってない感じ。仕組み的に仕方ないのやら‥)

で、ディスクブレーキです。
負荷の問題だけではなく操作フィーリングの良さがディスク化のメインかも知れませんよね。

車なら、やはり4輪ディスクの方が、常に同じ感じで固まった感じがするので運転操作に馴染むのが楽です。
(対してドラムでパーキング機能が無いと、固定力が無くてゲンナリしますが‥サイド引いてるのに動いたり。)

バイクなんかは前輪がロックすれば=即転倒な訳ですが、ドラムの場合は
サーボ効果も相まって、探りつつ握らないと前ブレを感じる事なくロックまで一直線。
(んで、転倒した経験があります。)
その後、前輪だけでもディスクの方が、コントロールしやすくロック寸前までコントロール出来て
ジャックナイフとかも、やり易い感じです。

別に高負荷、限界寸前なんてのじゃなく日頃でも、そのコントロールのし易さや分かりやすさで
十分恩恵があるんですよね。

まして自転車のリムってフレ易いですから、
リムに関係なくブレーキは別な場所で効いて欲しかったりしますし。

自転車に以前乗ってた頃はクルマやバイクの免許を取る前の頃。
そんな頃は気にもしなかった事で、最近、また自転車に乗る様になって気にしてるのが
ガックンブレーキにならない様に抜く」事。

別に他に誰か乗せてる訳でもなし(って違法だろw)卵を運んでる訳でもないですが
停まる寸前に抜いたりコントロールして、体に衝撃が来ない様に心がけると疲れないんですよね。

なかなか自転車だけに乗ってると、この「停まる寸前に抜く」ってのは理解しがたいかも知れません。
その証拠に教習者なんか見てると、大概「ガックンブレーキ」でしょ?

彼らは散々自転車には乗ってるだろうはず‥なのに、抜く感覚は身についてないから
あんな風になってるんだと思います。
(対して発進は、今やAT免許なのでエンストしたりロデオりまくってる姿は、あまり見なくなりましたよね。)

まぁ自転車は漕げば走るので、その辺(発進加速側)は、幾らでも勝手に自然にコントロール出来るので
そう考えると、ブレーキ側のコントロールが容易だと「もっと楽しく」走れそうな気がします。

‥が10万すか‥あと4~5万出せば電動の、
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こんなの買えるし。やっぱ売れなかったんでしょうね(^^;