ほぼ平坦だと思ってた道が、結構な坂だった件について。

クルマやバイク(それなりの排気量)に乗り慣れると「坂」ってのは意識しなくなるものですが‥
最近、自転車に乗り始めて「そう言えば中学生の頃も感じていたなぁ」って風に坂が結構ある事に再び気付きます。
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別に他意はないですが、説明が面倒なので、ここが何処か?は省きますが
言える事は、自分で運転するもの‥でココを通る様になった頃は既にエンジン付きだった。
若しくは免許を持つ前は親の車の助手席だった頃。

その後、ここの付近を頻繁に通る様になったのは20代~30代終わりまで
(要はココから5km圏内に住み始めて、その後越した。)

多少のup~Downは感じていたけど、ちょっとした「小丘」程度。
実際、この先は掘割な道ですが、掘割してるくらいだから、そんなもん。
って認識しかありませんでした。

そして、その後、ここ最近。自転車に乗る様になって(ここに自転車で行った訳でも乗った訳でもないけど)
この風景を見たら‥「うわ‥結構な坂じゃん」と、驚いた。

そして、その先。
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うわ‥これ。変速が無い自転車なら、ひょっとすると「立ち漕ぎレベルじゃん」と‥
(ダラダラ坂が続いた後に仕上げで勾配がキツくなるのは、こんな道でも結構キツイ)

この道は、ほんと結構な頻度で通りました。
100回は下らないし、500回‥下手したら1000回かも知れないレベル。

なのに、こんな坂だなんて全然今まで気にしもしませんでした。

地元の‥それも5km圏内なんぞ「飽きも飽きたり」で何の代わり映えもしない。
そんな風に思っていたのですが‥自転車に乗ると、そんな場所でも「もの凄く発見が多い」です。

逆説的に‥最近思ったのが
そういえば免許を取って坂道を自分で運転した時
「もはや坂なんぞ何でもなくなったな」なんて思ったりもしななぁ‥なんて事も思い出しました。

まるで、自分自身が、己が「坂を克服した」と変わったみたいに勘違いを始めた訳です。
そして、今自転車に乗ってみると「何も自分は変ってないし、相変わらず坂はキツい」と。

エンジンに頼って、まるで自分がデカクなった気になってただけで
自分が克服とか勝った訳でもなく「単にクルマに乗せられ助けられてただけ」です。

自転車だって‥歩いてみたら「とてもあんな速さで移動なんか出来ない」と
こないだテスト走行で自分の作業の不手際から途中でチェーンが切れてしまった際
2~300m押して帰る時に痛感しました。

案外、何とも人間なんか相変わらず自力で出来る事なんぞ
小っぽけなもので、出来る事なんかタカが知れてるもの‥なんですよね。