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もし、登りはじめてから早々に「これは駄目だ」と引き返してしまったら?
途中で足を着いて押してしまったら‥
自分の体力に対するプライドが無くなりそうで、ビビって躊躇していた坂に挑んできました。
え?近所なら学生時代に、ここを登った経験ないの?ですか?
この道は、私が免許を取って、暫くしてから出来た道で、自転車や歩きで登った経験がないんですよ。
ここ1ヶ月、歯痛やら、精神的に乱れる事があり、自転車通勤(ほぼ平坦)してませんでした。
昨日の晩に、跨ってみたら、なんかフラフラするし視線も定まらなく
「え?こんなに?」ってくらいバランスや、体力が落ちまくっていて
全然乗れない自分に気付いて、これゃイカンと‥
で、そんなイカンな状態なのに、よりによって、ココに挑んだのは‥最近職場に入った新人君との会話でした。
彼は、私からすれば、かなり若い。
ちなみに父親が私と同じ歳との事‥って言えば分かり易いですね。
その彼が
「あの坂は意外に楽ですよ。下りが気持ちいいですよ~ただ段差が激しいので速度落とさないとコケます」
なんて会話からでした。
きっと彼と、そんな話でもしなければ、何かしら理由をつけて、この坂には上ってなかったと思います。
仕事中の会話作り?‥ではないなぁ。実際登って、ウソなく目を見て
「俺も登ったぞ」って言いたかっただけかもしれません。
や、単に昨日の晩に失った自信を取り戻したかっただけかな?
去年、せっかくコツコツ積み上げたもの‥を、相手が‥ではなく
そう自分でブチ壊してしまった自分への再挑戦かも。
ここまでも、相当走り、帰りは街まで遠回りしてきましたが
運転の方は、単に「カン」を失ってただけらしく、1時間も乗ればカンは取り戻しました。
(^^;
ただ。この坂‥楽勝なんてモンじゃない。
ハァハァヘロへロで「も~勘弁」ですよ。笑 1回だけ登れば、それで十分。苦笑
ここを登ってる学生を良く見るけど(私世代以上は、押すか?電動です。)
そのレベルで「楽勝」とか言ってる奴の言葉を鵜呑みにするモンじゃない。
考えたらあいつ‥俺の半分も生きちゃいないじゃないか!( ̄▽ ̄;)
くそっ。笑
まぁ‥その彼の年齢の頃の当時に、私くらいの年齢の方が言ってた言葉
「歳を取ると体力より気力で何とか」ってのは、よくわかった。
新人君のお陰で決心が付き、何度も何度も「駄目だ」と思いつつ何とか最後まで登れました。
その他、彼を見てると「マイナスをマイナス」って感じないでプラスだけを感じてるぽい。
若さなんだろうけど、自分が忘れてる何かを学ばしてもらってる様で、感謝ですね。