「幾ら鍛えても楽にならない。ただ‥速くなるだけだ」

題名の文言ですが、他所様のページで拝見した言葉です。
そのページでは、自転車競技をしている選手の名言として紹介されてました。
(文章の言い回しや、ノリから察する通りで、外国人の選手の方の和訳であるのですが‥)
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さて、当ページ側では、最近あまり書いてない自転車の話。
あまりにも、アッチ(どっちだよ)で書きすぎてて、非自動車の話でウンザリな方も居るでしょうし。
そして以下に綴る話は、受け取り方によっては、クルマを否定する様に言ってるとも思われかねないので
ある意味「平等な目線な方が多そう」な、こちらで今回は書く事にしました。

去年から乗り始めた(戻った)自転車でありますが、画像の車両は「2台目」です。
「2代目」ではありません。「代(シロ)」と書くと、1代目は「手元にない」様な伝わり方をしますからね。

と、随分「前置き」が長くなってしまいましたが、題名の件は「確かに、そう思う」って意味で引用させて頂きました。
私は別に競技をしてる訳ではなく一般道を一般的な乗り方をしています。

自転車に対して行う整備や改造は「速くしたい」のではなく「楽になりたい」から‥の事ですが
う~ん。何って言ったらいいのでしょう。そう題名の通り‥な感じがします。

不具合を抱えてる場所や、自分に合わない部分を自分に合わせる。そんな事が主な内容ですが
そうする事によって、より長い距離を移動出来る様になったり、疲れなくなったりします。

そうすると「結局持って行く疲れレベルは同じ場所」と言う事をしてると
確かに移動速度や距離は、最初から比べると別物になってますが「疲れ度は同じ」と言う。

性格も絡んでるんでしょうかね?楽になった分を「余力」として使わずに
「結局同じだけ使ってしまわないと、自分が満足しない」なんて状態なんでしょうか‥

楽といえば「電動自転車」ですが、あれは速度が20km/hに近くなるにつれ、アシストが弱くなる。
そして、速度が24km/hを越す頃にアシストは完全に切れるのが日本の法令による制限なのですが
その制限がある事によって、上に書いた「欲」を「余力」に出来るもの‥かも知れません。

自分がヤればヤる程、どんどん「上がアガって行く」ってのじゃなく「ある程度の制限」があるからこそ
じゃ「その余裕を、楽に回そうではないか」と、諦め?みたいなものが付けれる気がします。


さて‥今だから言う話ですが、1代目の自転車。
サイズ的には、そっちの方が合ってますし、
長年の時を経て自転車に戻してくれた素晴らしい車体ではあるのですが‥
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どうにもね‥ちょっと頑張ったり無理をすると悲しい歳のサガかな‥「膝に来る」んです。
通勤の距離は往復10km程度ですが連続3日目を終わった頃は家に着くと、結構痛みが来る事がありました。
それこそ「ちょっと無理して飛ばす」とか「向かい風の中を頑張る」なんてすると尚の事だったのですが‥

先日、久々に物置部屋から引っ張り出して乗ってみて分かりました。
「チェーン駆動は膝に来る」と。

そう言えば2代目はベルトです。
最近、いい歳してバカみたいに自転車にしては遠い距離を走って長時間乗ってますが
そう言う痛みは全然ありません。ベルト駆動‥恐るべしです。
(ベルト式自転車は初です。)

‥そういえば、買う段階で「膝に優しそうだから」なんて思いもあったのに
最近は、すっかり「ベルトに助けられてる」のを忘れて
「チェーンの方が抵抗なくて伝達効率良くて、滑る様に走るんだろうなぁ」なんて思ってました。
(忘れるくらいスマートベルトドライブは、あまり違和感ありません。)


ちなみに、遠い過去の感覚でしか残ってませんが、
黒い方(2台目)は、当時のロードマン程度には走ってると思います。

1台目は、やっぱ軽快車の限界なのかな?
今の知識(ってネットでの検索だろwみたいな)と、整備スキル(単に工具があるせいw)を持てば
ロードマン位に走る様にならないかなぁ‥と去年は頑張ってたけど、どうにも、それには届きませんでした。


さて、自分が以前自転車に乗ってた頃は15歳16歳くらいまで。
以前も、どこかで書いたけど、とにかく坂で楽したくて16になったら、速攻で免許を取りました。

ちょうどバイクに乗り始めた頃に、それまで乗ってた自転車(ロードマン)が
信号無視の中学生との衝突事故でフォークが曲がりマトモに走らなくなってしまい
そのまま自転車を買い換える事もなく「バイク漬け」になった次第です。

18になるとクルマの免許を取れますよね。人間、ちょうど、その頃「色気付く」んです。
バイクじゃ一緒に乗ってても会話も出来ませんしね‥(その他色々ってのは皆さんの方が分かるでしょう)
そんなの抜きでも、全天候型でもなく、雨には弱い、暑い寒い‥なので
そのままバイクは全く乗らなくなってしまいました。

で、そのまま、ず~っと何十年も「クルマだけ」でしたが‥
(ここで、このまま、死ぬまでクルマって方も多いと思いますって言うか大半がそうか)
さんざん、クルマだバイクだと「上」ばっか追いかけてた訳ですが、
今、自転車に乗ってみるってのは「戻る」のではなく「新感覚」なんだなぁって最近思う事が結構あります。

や、以前は「上だ」「下だ」って思ってたけれど、上を散々味わってみたら
上下ではなく並行だったんだ‥みたいな。

それはやはり、クルマだバイクだって追い求めた後じゃないと出ない結論なので
今の若者に、それを言っても分からない事なのは承知です。

また引用ですが
「(人間)最後には自転車に戻ってくる」って台詞も、どこかで見た記憶がありますが
かなり的を得てて、そして深いですね。