元祖「ミニベロ」

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この前の事ですが、ホームセンターまで買い物をしに行って、出てきたら停まっていた自転車。
細かい部分の作り(を見なくてもですが)を見ても、どう考えても「昭和製」の自転車ですが
せいぜいブレーキワイヤーだけ換えてあるだけで、現役‥って、少なく見積もっても30年前くらいのですよ。
驚きですねぇ。(昭和から平成になる頃に、もう、こう言うタイプは少なかった気がします。)

あ、タイヤも前後違いますが、こう言うホワイトリボンの柄入りタイヤって今でもあるんでしょうかね?

去年、急に自転車に乗りたくなって(急ではなく以前から考えてはいましたが)
続くか?どうか?判らないから俗に言う「ママチャリ」(軽快車)から始めようと思ったわけですが‥

その時に驚いたのが、今の「ママチャリ」の車輪の径の大きさ。
小さい方が26インチで、大きい方が27インチがメインって事。
(ママチャリの27インチWOタイヤはスポーツ系の700cより径が大きいです。)

自分が知ってる昭和末期の頃は、普通の標準が24インチで、大きい方が26インチ、
中には22インチなんてもの普通にありました。(多分、上の画像のが22インチだと思う。)

ここ30年で日本人の平均身長は随分変化したのかもしれません。
ウチの会社の20代後半~30台前半世代は175cmくらい普通の身長ですからね。
(私の頃は170cmが平均だと思います。)

ただ‥申し訳ないけど「ママ」=女性の平均身長は、ここ30年で変化ない気もします。
ママが乗るにして車体やタイヤばかり大きくなって、かえって女性には乗りづらい代物になってないか?
そんな風に思ってしまう訳であります。

自転車ってのは、本来はフレームサイズで乗れる人の身長が決まると言うか
乗る人の身長でフレームサイズを決めるもの‥とマニアな方々は言うのですが

普通に普段のアシとして自転車を考える層が乗るママチャリは
フレームサイズの定義や明記がなく、タイヤのインチ数で「乗る人の身長」を以前から決めてました。
(↑ので軽快車は、インチ数で大きさを決めるってのは、日本の自転車的には間違いではありません。)

で。身長150cm前半の女性の場合だと、サドルを1番下にしても26インチだと足はツンツンです。
そして、車体の長さも長くなるのですが、小柄な方は車体が長いのも扱いづらいです。(比例してる)

間違っても27インチなんか買おうものなら、よっぽど上手い人でもないがきり
転倒の連続になる気もします。

よくスポーツサイクルの話で「足はツマサキツンツンが1番いい」とは言いますが
重い荷物をカゴに積んで低速で走行する場合、足は「付いた方が安心」ですもんね。

と、この辺り‥クルマ社会の田舎である当地では、男性ですら大人では自転車に乗る率は低く
友人内でも、少ない土地柄で、まして女性なんか知り合いもないのでよくわかりませんが‥

昭和の終わりから、大した身長の変化もない女性には
自転車が大型化して、乗りづらくなってるんじゃないかなぁ‥と言う気もします。