乙次郎(林道と集落)の今と今後
ここに「県内のオフローダなら名前を知らなきゃモグリ」と言われた？林道がある。
現在我が家に「オフロードを走行する車」が無くなってしまい、その世界から遠のいてしまったが、
現在我が家に「オフロードを走行する車」が無くなってしまい、その世界から遠のいてしまったが、
昨日、無謀にも友人のfitで約半分？は走行したので、その報告に…
と言うか、乙次郎林道の「魅力」は、延々林道を一時間程度走行した挙句に
林道半ばにある集落や山の尾根越えの所になった「川内村境の白看板」等が
と言うか、乙次郎林道の「魅力」は、延々林道を一時間程度走行した挙句に
林道半ばにある集落や山の尾根越えの所になった「川内村境の白看板」等が
特徴と言うか魅力でした。でした…です。
実は友人とは、乙次郎に行くとか、ハナから、そこを目的にしていた訳ではなく
(尻の調子も悪いしね。笑)
別の「女平」という同級生が住んでいた集落から(前県知事の汚職で有名？な)木戸ダムへ行った訳です。
この木戸ダムへの道は、以前は乙次郎林道より若干マシ‥な程度の道でしたが
(簡易コンクリ舗装？の凸凹路面、当時は１６とか１７歳だったからバイクで通行した。)
ダム建設に際して道をルートから見直したり、元のルートに土盛りして高低差を消したり
谷を埋めたり、橋を架けたりして、非常に高規格の走行し易い道に変貌しました。
で、ダム建設中の時は、その道の途中までしか一般車は通行出来なくなっていたのですが
建設が終わった今は、ダムの上の道を通行してダム対岸へ続く「元々は無かった謎の道」へ繋がっています。
って事で「この先はどうなってるんだろう？」と、いつもの悪い癖が尻が痛いのに出てしまいました。
そこで友人運転の友人の車で、その先の道へ行った訳ですが、その先若干道の狭くなる所がある程度で
(※道が狭いと言っても米国車ハマーでも通行可能です。)
あっけなく、どこかの集落に到着‥
「ん？どこかで見た藁葺き屋根の家屋(現役)」だな？と思ったら、そこは「乙次郎集落」でした。
時間にして、ダムから１０分掛かったか？どうか？ですし
ダムの下にある楢葉(木戸)の町の県道「いわき～浪江線)からダムまで１０分程度だろうから
合計で２０分程度‥これにはビックリしましたね。
乙次郎といえば、
以前は、かなりの悪路(といってもジムニーなら楽勝レベルですが)を延々と1時間～1時間半走行し、
この道は本当に、どこかに繋がってるんだろうか？と言う気持ちになる程、ウンザリしてくる頃に
「乙次郎集落」に出たもんなんですよ。
(※現在は、画像の状態よりも荒れています。メインルートで無くなった今は当然ですね。)
昨日友人とも話してましたが、いわば「現代の八つ墓村」って場所だったんです。
(下界から隔離された場所って意味で)
それが木戸ダムの完成で、アッと言う間に行ける様になった。
私達"下界の人間"には「簡単に行ける場所」となってしまい「乙次郎の神秘さ」が無くなったなぁ‥とか思いますが
住んでる人や郵便や宅急便等の配送の人には「交通の便が劇的に良くなった」訳で
神秘さがなくなった‥なんて口にしてはいけないのかもしれません。
そうそう‥
ただ‥交通の便が良くなると、
住んでる方にも無視出来ない問題点があって気軽に来れる場所となったから
以前静かだった集落に、人の往来が多くなり色々な問題点が起こります。
それと道が開けて交通の便が良くなると「逆に過疎化は進む」んです。
今の日本を見てれば良くわかりますよね。(一極集中)
今、乙次郎は、集落誕生以来の危機？転換期なのかもしれません。
さて‥ではダム完成前までの、唯一「乙次郎」までの交通手段「乙次郎林道」の今は、どうなったか？と言うと
乙次郎集落からは「半ば通行止め」の様な扱いで、看板が立てられています。
昨日は友人に無理をいって通行してもらいました。
私はいつも、楢葉～川内へと抜けていたので、逆パターンは初めてですが‥
乙次郎から、しばらくは「これゃ～乗用車でも楽勝なんじゃないか？」なんて道が続くので
ついつい「ナメ」てしまいますが、次第に道が変わって行き、気付いた頃にはクロカンが欲しい道になっています。
途中何箇所か？舗装に変わるんですが(もう林道にウンザリして来る頃です。笑)
また未舗装のダートに変わり「非常にガッカリ」させられます。
人の手が入っていない山(杉の植樹)は、本来の日本の山の景色で非常に素晴らしいんですが
友人(運転手)は、道にハマらない様に気を使い、私は尻に気を使い、非常にハードでした。
木戸ダムが完成するまでは、ここが、集落のメイン通りだった訳ですが‥
確かに今、新しい道が出来、以前はココしか道が無かった‥と通行しても、それをホント信じがたい光景でした。
