絶滅危惧の猫 15年間飼育

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国の天然記念物で絶滅が危ぶまれているツシマヤマネコを、長崎県対馬市の男性がおよそ15年にわたって自宅で飼育していたことが分かり、環境省は、男性に厳重注意する一方で、これほど長期間飼育された例は非常に珍しいとして、男性からこれまでの飼育状況について話を聞くことにしています。

環境省によりますと今月18日、長崎県対馬市に住む男性から対馬野生生物保護センターに「飼育しているツシマヤマネコの具合が悪くなったので治療してほしい」という連絡がありました。
センターの職員が男性の自宅を訪ねると衰弱しているツシマヤマネコがいて、センターに搬送して治療しましたが、およそ9時間後に死にました。
死んだのは15歳から16歳とみられるメスのツシマヤマネコで、死因は老衰の可能性が高いということです。
環境省の聞き取りに対して男性は「15年ほど前に対馬市の路上でけがをした子どものツシマヤマネコを見つけ、動物病院で治療したあと自宅で飼育していた」と話しているということです。
環境省によりますと、男性の行為は希少な野生動物の捕獲を禁止した法律に抵触しますが、このケースは悪質性が低いとして厳重注意にとどめたということです。
一方で、15年以上という長期間にわたり、ツシマヤマネコが飼育された例はこれまでに2例しかないことから、環境省は、むしろ飼育の参考になるとして、今後、男性からこれまでの飼育状況について話を聞くことにしています。
</引用終わり>

>15年ほど前に対馬市の路上でけがをした子どものツシマヤマネコを見つけ、動物病院で治療したあと自宅で飼育していた

元気になるまで‥と、男性は思ってたんだろうけれど
人間には情ってもんがあるし‥面倒見てるウチに離せなくなってしまったのでしょうね。
(最初の段階で獣医に見せた時に医師からは注意は受けたのかもしれませんが)

そもそも15年も長生き出来たなら
ヤマネコとは言えと、人間と暮らしてたのはストレスが無く幸せだったと思いたいですね。

逆にヤマネコとは言え、猫(猫科全般ではなく猫・そのものって意味で)
幼少期に人間が面倒を見てしまったら、野生には戻れない気がしますので
この場合は結果オーライだったと思います。

って言うか「外界に放置」した所で「普通の猫と交配」して
結局「ヤマネコの血」が途絶える可能性も多いし(だから絶滅しかけてる)

まぁでも、島民に対してだけ飼う事を認可しても
人間って欲深いから「飼ってるフリして希少価値で外部と取引して金銭を得たり」
する奴が絶対現れるし‥まぁ‥1部の例外を認めるのは難しく杓子定規に、ならざる得ないですが‥

まぁ、だからこそ「罪を罰しないで注意」止まりって感じでしょうし
この件の処理には「血が流れてる」(情があるって意味。物騒な方向ではない)気がします。

それより何より‥この男性。こんな行政からの注意や警告なんか耳に入らないくらい
「今はただただ寂しかったり悲しい」だろうな‥

ただ
環境省は、むしろ飼育の参考になるとして、今後、男性からこれまでの飼育状況について話を聞くことにしています。
15年をも共にした家族でもある猫が亡くなり悲しみ淵に居る者に対して
なんか、これは違うんじゃないかと思うんですよね。

ってか道義的に考えて「行った行為に対して注意しつつ、その行為のノウハウを聞き出す」ってのは
何か違う気がするんだよなぁ‥

まして対馬野生生物保護センターってのは
国やら行政から金を貰って職業として飼育に当たってる人が給料得てヤってるのに
素人から話を聞くとか‥プライド無いんだろうか?って思ったり‥

まぁプライドに構って無駄にしてる時間すら無いのかもしれないけど。
こっち系統は何か微妙ですね。