標高と気圧の話。

昨日は会社に有給を消化しろと、突然前日(土曜)に言われたので、ちょっと出かけてきました。
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最初は自転車で市内をフラフラするつもりだったのですが、
思ったよりも風が強かったので、ちょうど駅前に出た所で、高速バスなんかに乗ってみる事にしました。
(特に先日のパンクがトラウマってる訳でもないのですが何となく)
ちょうど自転車も、こっち(軽快車)だったので長い時間駐輪しても盗難の危険もないですからね。

周りには、もっと盗難されそうな高いのや格好いい自転車もあります。
まぁ何を以って気に入るか?は、その人の感性にもよりますが、
ママチャリ=(アシ代わり)なら、鍵が掛かっておらず、ありふれた黒や銀、小豆色のママチャが
周り沢山ありますので、わざわざ私のを盗るよりソッチだろうと。


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高速バスですが、行き先は郡山にしました。
どこって事はありませんでしたが、1番本数が多いし、南(水戸・東京)なら鉄道の方がいいです。
と言うか、南側は高度(標高)の変化も殆どないので、こんな記事のキッカケになりませんでしたね。

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郡山行きを選択したのは、その気になれば会津まで行ける点。
(結局乗ったのは、郡山止まりだったのですが乗り継ぎは可能です。)
ただ結局は、郡山から東北本線に乗って、適当にブラブラしただけですけど‥

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E721系って1回も乗った事がないので乗りたかったのですが、結局乗ったのは701系で往復でした。

と言うか、常磐線では4ドアの電車ばかりになったので、
久々に3ドアの電車に乗ると室内が懐かしい感じがします。
(と言うか701系自体、見たり乗ったりは震災以降。仙台の系統の電車は鉄路が寸断されてて来なくなった。)

‥いや、その話がソレまくってますねすみません。高度の話です。

そこで題名の話に繋がるのですが、実は今日気づいたのですが
携帯(スマホ)の高度計(気圧計)を見ると綺麗に変化(高度が上がったり下がったり)をしていて
これは「凄い」と思って、色々調べた上で、こんな記事を書く事と、なった訳です。
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前半の山の後半に岡があるのは電車待ちで郡山駅前滞在が長かった為。(時間)
帰りは、すぐにバスがあったので飛び乗ったので短時間(=岡なし)です。

「そんなもん今までだって自分の車で郡山に行ってただろ」と言う話ですが
自分の運転ゆえに、ルートなんか適当気まぐれであり、そして一般道です。
高速じゃないので、こんな風に綺麗にグラフが刻まれません。
(そんな事をしに行ってる訳でもないし。)


なのでグラフが綺麗に出ないし、(高度と時間なので時間がとにかく適当になる)
こんな綺麗に出るもんなんだ‥とか、ちょっと感動しました。

山の前後の平坦な部分でも、若干の傾斜があるのは
実際に標高が変わってるわけではなく、気圧変化が(天候)が出てるまでです。

機械計測や数字は、ある時は残酷なまでに正直な数値を叩き出しますが
↑これはネガが言い方で、今回はポジな側面での話です。

高度が上がれば気温が‥と言う話は以前書きましたが、
日照や季節、体感でいえば風速にも影響され結構アバウトです。

高度による気圧変動は台風や低気圧が急接近してる訳でもなければ
一定なもので、気温より遥かにアテになると言うか変動の少ないものですからね。

所で高度があがれば「気圧は下がり」ます。
上で数字や機械は正直とか書いていてなんですが
生体(人体)の疾患で「喘息」と言うものがあるのですが
これは気圧の変化に敏感な疾患で標高が2000m?だかを越えると
発作のキッカケになる可能性が高まる(息が苦しくなる)事が、ある様です。

以下は、私の自論と言うか、全然正確でもないアバウトな話ですが
高い所に、急激に上ると(自動車などで)耳が詰まる様な感じになりますよね?

自分が運転していると、運転に集中する余りなのか?
運転操作と言う運動をしてるせいなのか?あまり感じませんが
運転をしない状態だと、耳(鼓膜間の気圧の差)に絶えられなくなって
ピキッと言う状態になるのは「高度何mか?」って事を思い出しました。

仕事上で助手席に乗ってる事も多く、そうすると「大体この辺りで」ってのは分かってきます。
だだ、友人と会話してたりだと会話で耳の気圧の抜きが出来るので、変化はします。
逆に、いつも会ってる相手で、ロクに会話がない(会社の同僚や、異性の相手とか)場合
大体、この辺りだな?ってのは、分かるのですが

確か友人とも、以前付き合ってた相手とも「同時に耳がピキッ」となった時があって
そんな話で盛り上がった事もあるので、そこの場所の標高を調べると230m(200mでいいか?)でした。
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始点は津波が怖い程の海沿いに住んでるので0mとして
人間は200mの高さにクルマなどで急激に上ると耳が詰まった感じになり
その気圧さに絶えられなくなって、鼓膜が鳴る感じになるもの‥と、思っていいのかも知れません。

これは機械や数字じゃなく、人間の感覚と言う適当ファジーなものですが、
でも、こうして文字を書いてるのが、その人間な訳なので、その感覚は間違いとは言い切れませんね。

ちなみに気圧が下がると言えば、真っ先に思い出すのは「台風」かも知れません。
天空の城ラピュタでは、城を守る台風の「竜の巣」と言い、船長は「低気圧の巣」とか言ってましたよね。

気になって台風では、どのくらい気圧が変化するものなのか?調べてみましたが
(その時の台風の規模や気温、気象条件で異なりますので、断定ではないですが‥)

台風接近前の気圧が1014だったとして、ある台風では985まで下がっています。
では、昨日は?と言うと‥

出発(ほぼ海抜0~10に近い)で1015だったにして標高約200mで991
昨日の最高点標高585m付近で953にまで下がっております。

標高200m付近では台風程の変化にまでは及んでませんが
(その台風とか進路にもよりますが)標高も500mになると
台風よりも低い気圧の中って事になるんですね。

ただ、台風や低気圧接近によるの気圧低下による健康害(頭痛や間接痛や喘息発作)と
標高が上がる事での耳鳴り程度の差は、どう言う事なのでしょうか?

低い気圧に晒される事による健康の害については「気圧の低下率」よりも
「そこに晒される時間」の害の方が多い気もします。

この辺りは「高山病」がヒントになりそうな気がしますね。
<引用開始>
概要
高山では空気が地上と比べて薄いため、概ね2400メートル以上の高山に登り酸欠状態に陥った場合に、さまざまな症状が現れる。
主な症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、眠気(めまい)である。他に、顔や手足のむくみ、眠気やあくびなどの睡眠障害、運動失調、低圧と消化器官の機能低下からくる放屁などが現れることもある。
 
低酸素状態において数時間で発症し、一般には1日後 - 数日後には自然消失する。
しかし、重症の場合は高地脳浮腫(High-Altitude Cerebral Edema; HACE)や高地肺水腫(High-Altitude Pulmonary Edema; HAPE)を起こし、死に至ることもある。

予防
危険因子として、呼吸器系・心血管系の既往症を持つ者は勿論だが、
他に「過去に高山病の症状を呈したことがある者」や「偏頭痛の既往を持つ者」が指摘される。
 
また、海面近くの標高から2500メートルの高地へ1日の内に移動すると発症しやすい。
人によっては2000メートル前後の標高でも発症することがある。
血液中の酸素飽和度は、小型のパルスオキシメーターを使って比較的簡単に測定できる。
これを使えば、酸素欠乏症に移行する前に予防策が立てられる、と期待されている。

高所順化
逆説的ではあるが2400メートル以上の高地に移動した日は、すぐには休憩せず
30分 - 1時間ほど歩きまわることで人体の高所順化を促すことができると経験的に知られている。

</引用終わり>
上の文では、高山病についてなので高度2400mに於いて‥と、なっていますが
その手前であっても人間の体は、対応が出来ずに微妙なサイン(反応)をしてるのかも知れません。

科学や技術が発達して何でも知った風になってる人間ですが
実は、まだまだ謎の部分が多くあるし、それは多分人間である以上理解は不能な領域である。

‥最近、そんな風に思う事が多いです。
(以前若い頃は真逆に否定しまくってましたが、否定するには、まず逆も認めたり知らないと
完全否定は出来ない様な気が、最近はしています。